社会的に受容された狂気

生涯映画を観ることを条件にこの世に生を受けました。

大阪の映画館たちとの思い出。

3月末に大学進学を理由に大阪から上京した。上京の理由の一つに”地元嫌い”というものがあった。私にとっての”地元”というのは学校とそれに付随する人間たちのことだ。私は中高一貫校に通っていたのだが、クラスや学校の雰囲気に馴染めず、周りの同級生には淡白に振る舞い、先生には突っ張っていた。毎日一秒でも早く学校から抜け出すことに神経を使っていた。逃げ出して向かう先はいつでも映画館だった。そこには非現実と夢があり、映画館にいる間は嫌なことを全て忘れられた。今回はそんな映画館たちとの思い出を、各映画館で観た印象的だった映画とのエピソードを添えて、記録に残っている2012年4月〜2017年1月の鑑賞回数のランキング順に書いていこうと思う。

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2014年新作映画ベスト10

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今年もやってまいりました。2014年の新作映画ベストを発表していこうと思います。正直今年は去年に比べると個人的には盛り上がりに欠けた年でしたね。好きな俳優や女優も増えなかったですし。監督ではハル・ハートリーにハマった年でした。では、テンション低めですが、いきましょー!


年間新作鑑賞数:約75本(上半期の鑑賞記録が残っていないのでテキトーです*1。)

1. her 世界でひとつの彼女
2. ゴーン・ガール
3. X-MEN: フューチャー&パスト
4. 複製された男
5. イントゥ・ザ・ストーム
6. ディス/コネクト
7. きっと、星のせいじゃない
8. ザ・イース
9. バツイチは恋のはじまり
10. 5つ数えれば君の夢

次点:少女は自転車に乗って、嗤う分身、ビフォア・ミッドナイト、スノーピアサー、マダム・イン・ニューヨーク

*1:このあたりにも、私が今年どれだけ映画愛を忘れたかが表れている

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