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世界の映画館から。〜社会的に受容された狂気

世界の全ての国・地域の映画を鑑賞することを目指しています。

2014年新作映画ベスト10

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今年もやってまいりました。2014年の新作映画ベストを発表していこうと思います。ちなみに去年はこんな感じでした。

Twitterでもぼそっと呟いたのですが、今年は去年に比べると個人的には盛り上がりに欠けた年でしたね。好きな俳優や女優も増えなかったですし。監督ではハル・ハートリーにハマった年でした。では、テンション低めですが、いきましょー!


年間新作鑑賞数:約75本(上半期の鑑賞記録が残っていないのでテキトーです*1。)

1. her 世界でひとつの彼女
2. ゴーン・ガール
3. X-MEN: フューチャー&パスト
4. 複製された男
5. イントゥ・ザ・ストー
6. ディス/コネクト
7. きっと、星のせいじゃない
8. ザ・イース
9. バツイチは恋のはじまり
10. 5つ数えれば君の夢

次点:少女は自転車に乗って、嗤う分身、ビフォア・ミッドナイト、スノーピアサー、マダム・イン・ニューヨーク




1位 her 世界でひとつの彼女
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これは直感的に観てすぐ「今年のベストだな」と思いました。不思議な“恋のカタチ”と共に感じたリアルな恋心に胸踊りました。この映画のおかげで“恋”だの“愛”だのを肯定できるようになったと思います。自分の人生にときめくことができる、それが恋なんだと。別れは決して悲しくない、だって最後に自分の成長を見つめられるから、と。オールタイムベストにも入れたい作品です。ありがとう。


2位 ゴーン・ガール
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滑り込んでこの位置!いやあ、これほどまでに完璧な映画を私は観たことがないですよ。終始緊張した空気で進みながらも、笑ってしまう瞬間がある。フィンチャー作品の中でも断トツ好きですね。「プライドと偏見」を観た時から好きだったロザムンド・パイクがアメリカでこんなセクシー且つ恐ろしい役で成功するなんて思ってもみませんでしたが、それでも嬉しいです。アカデミーも期待!


3位 X-MEN: フューチャー&パスト
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去年でいうスタトレの枠ですね。長髪マカヴォイとクイックシルバーを主に頂きました。ごちそうさまでした。X-MENは新シリーズになって急激に面白く、また魅力的になりましたね。実に喜ばしい。


4位 複製された男
鑑賞後の“キョトン”とした感情が今でも忘れられません。解説を読みまくりました。聴きまくりました。知ってしまえば結構単純な仕掛けなのですが、後を引いたということでこの位置に。これを観たあとに似たような売り文句の「嗤う分身」を観たのですが、そちらのほうが劣って感じたので、そういう意味でも「複製された男」はよくできた作品だったんだと確信しました。メラニー・ロランと妊婦サラ・ガドンがお美しかったです。


5位 イントゥ・ザ・ストー

今年一番、いい意味で期待はずれだった作品!単なるディザスター・ムービーだと思っていたら、ストームの迫力だけでなく、ストーリーも面白くて、メッセージ性もあって、時代にもフィットしていて、本当に驚かされました!ただ、映画館でないと、観る価値がない作品だと思うので、もう観ることはないと思います…。


6位 ディス/コネクト
現代人にはわかりやすいインターネットに関する問題を取り上げながらも、映画自体ははっきりとした答えを残していないところがよかったです。すごく難しい問題ですが、もうどうしようもないところまで社会は辿り着いてしまったのだろうな、と思いますね。音楽やラストにスローモーションになる演出も素晴らしかったです。

ディス/コネクト [Blu-ray]

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7位 きっと、星のせいじゃない
この邦題どうにかなりませんかね。まあ、それは置いておいて、オーストラリアでホームステイをしている間に、私が無理を言ってホストファミリーの方に連れて行ってもらいました。その時には既に公開からかなり経っていたので、貸切状態で観れましたね。なので、とても思い出深い作品です。私はいつもだったらこういうラブストーリーは大大大の苦手なのですが、主演2人の演技のおかげですんなり観る事が出来ました。今年一番泣いた作品でもあります。

さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)

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8位 ザ・イース
社会派ながら異端な例を持ってきて、こちらの理性を完全に奪ったにも関わらず、ラストに提示された主人公の至って普通の決断に、「騙されたー!」と軽くパニックになりました。ブリット・マーリングに、乾杯!ついでにアレクサンダー・スカルスガルドにも!(彼の出演作のランクインは2本目!)


9位 バツイチは恋のはじまり
ブコメなんですが、上品でテーマ性もあって、でも、最後の最後までブッ飛んだコメディだというところにやられました。ダイアン・クルーガー嬢のコメディアンヌぶりが最高!


10位 5つ数えれば君の夢
唯一の邦画です。“女の子”のキラキラした部分と“女”同士の闇を詩的ながらも現実的に作られた作品。善悪とか、個性の尊重とか、そういう概念がない学園生活に気づかないふりをするのは大変だなあと思いました。いくらでも感想が書けそうですね。東京女子流については、全く何も知らないです。

5つ数えれば君の夢 [Blu-ray]

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今年はシリアスorガールズムービーという、真っ二つな選考になりました。きっと私自身もこの一年、そんな心情だったんだと思います。(お察しください) 来年も新作を中心に観ていきたいなーと思います。やっぱり映画館で観ると映画の面白さは倍増するからね。来年もよろしくお願いします。良いお年を!

*1:このあたりにも、私が今年どれだけ映画愛を忘れたかが表れている